またまた復活、ヘンデルだけど   

handel: la resurrezione
camilla tilling, kate royal, sonia prina, toby spence, lorenzo regazzo,
emmanuelle haim / le concert d'astree @barbican hall


アイムさんとコンセール・ダストレによるヘンデルの復活。楽しみにしてました。だって、このコンビによるヘンデルのカンタータ集のCDがとっても良かったんですもの。バッハの陰に隠れてしまってなかなか正当に評価されないヘンデルだけど、わたしは好きなんですよ。雰囲気明るいしメロディきれいだし。それに地元の作曲家!ヘンデルはイギリスに帰化してロンドンに住んでます。
コンセール・ダストレは古楽のオーケストラ。アイムさんは指揮とチェンバロを受け持ちます(この曲にはチェンバロが2台使われていてアイムさんが担当したのはルシフェルに伴う方。役によってチェンバロを使い分けてます)。古楽器って音合わせが大変なんですね。チェンバロは開演前と休憩中にチューニングしてたし、弦楽器の音合わせもコンサートマスターが音を取って各セクションを回りながらひとりひとり音を合わせるように丁寧にしていました。
さて、アイムさんの第一印象は、いいなぁ髪がふさふさ〜でした。あっわたし、髪の毛に難点があるので。スカートをはいていて女性らしいなぁって。女性指揮者ってときどき男装の麗人みたいな言われ方がされて、指揮者の世界ってまだまだ男性社会じゃない。そんな中で女性らしさを表に出していたのはちょっとステキ。古楽のオーケストラで弾き振りというのも女性スタイルで違和感を感じさせなかった理由かもしれません。
復活はヘンデル23歳くらいの作品。わたしの大好きな愛の狂乱を思い出させるような、明るい音楽で始まる。宮崎駿さんの映画、天空の城ラピュタで、パズーが朝、屋根の上にのぼってトランペットを吹くシーンを思い出させるの。アイムさんの指揮はとってもはきはきとして音楽が躍動する感じ。鋭いアクセントを付けるとかじゃなくて、音楽が柔らかいのもステキ。それにしてもアイムさんと彼女が作ったオーケストラの音楽ってよろこびに溢れていて、とっても好き。歌手では天使を歌ったティリングさんがお目当て(マーラーの交響曲第4番のCDでステキな歌を聴いているので)だったんだけど、ルシフェルを歌ったレガッゾさんが声量もあってどっしりと安定していて良かった〜。幸せな気持ちをたくさんもらえた音楽会でした。
[PR]

by zerbinetta | 2009-03-31 07:52 | 海外オーケストラ | Comments(0)

<< ヒラリーと魔女 風邪でだめだめ >>