ロンドンのオーケストラ
2010年 03月 16日
それぞれのオーケストラについては、またあとで紹介するとして(いつになるやら?)簡単に、現在の主席指揮者は、
ロンドン・フィル:
(主席) ウラディミール・ユロフスキさん
(主席客演) ヤニク・ネゼ=セガンさん
ロンドン・シンフォニー:
(主席) ワレリー・ゲルギエフさん
(主席客演) ダニエル・ハーディングさん
BBCシンフォニー:
(主席) イルジ・ビエロフラーヴェクさん
(主席客演) デヴィッド・ロバートソンさん
フィルハーモニア:
(主席) エサ=ペッカ・サロネンさん
(主席客演) サー・チャールズ・マッケラスさん
ロイヤル・フィルハーモニック:
(主席) シャルル・デュトワさん
(主席客演) レナード・スラトキンさんとピンカス・ズーカーマンさん
です。
ロンドン・フィルのユロフスキさん、ネゼ=セガンさん、そしてロンドン・シンフォニーのハーディングさんが30代、ゲルギエフさん、ロバートソンさん、サロネンさんが50代です。若い指揮者多めですね。
さて、気になるどこが一番上手いかですが、正直どこも上手いです。八方美人でごめんなさい。グラモフォン誌の世界のベスト・オーケストラ(2008年)では、ロンドン・シンフォニーが第4位に入っていて、確かにわたしもロンドン・シンフォニーは一番大陸的な香りがするしひとつ抜けてる感じもするけど、フィルハーモニアを聴いた日にはフィルハーモニアって上手いなぁって思うし、ロンドン・フィルを聴いた日はロンドン・フィルっていいなぁって素直に思えるので、甲乙付けがたいんです。指揮者と曲の相性もあるし、そのときのわたしの気分もある。ただ、これだけ上手なオーケストラばかり聴いてると、耳が贅沢になって他のオーケストラが物足りなく感じちゃうようになるのかなってちょっと心配です。多分、地方に行けばその地元のオーケストラをいつものように応援すると思うんですけど。
それぞれのオーケストラで今まで一番印象に残っているのは(泣く泣くひとつずつに絞ってます)、
ブルックナー「交響曲第8番」(ネゼ=セガンさん/ロンドン・フィル)、マーラー「大地の歌」(ハイティンクさん/ロンドン・シンフォニー)、クセナキス「トラセース」(ブラビンスさん/BBCシンフォニー)、ツェムリンスキー「抒情交響曲」(サロネンさん/フィルハーモニア)、マーラー「交響曲第9番」(ガッティさん/ロイヤル・フィルハーモニック、ガッティさんのさよならコンサートのひとつです)。
それにしてもずいぶん、ステキなの聴いてるなぁ。こんなに幸せでいいのかしら。
明日は、お仕事が早く終われれば、チケットの取り方を解説しますね。
by zerbinetta | 2010-03-16 09:38 | わたし・ブログ