音楽会の服装   

って、この前書いてたじゃない。忘れたの? また書くの? って思ってくれた熱心な読者の皆様どうもありがとう。でも、ノンノン。音楽会に集うのはわたしたち聴き手だけじゃありません。舞台の上には音楽家がいるじゃないですか。今日は音楽家さんたちの服装の話です。
オーケストラやオペラのピットの人たちの服装は、基本的には夜の音楽会では正装の燕尾服です。燕尾服ってタキシード(イギリスではディナー・ジャケット)とは違うんですよ。一目で分かる違いはネクタイの色です。蝶ネクタイ(細かいことをいえばこれもちょっと違う)だけど、燕尾服は白、タキシードでは黒と決まっているのです。オーケストラの人はホワイト・タイなので燕尾服というわけです。燕尾服は夜の礼装なのでマチネの音楽会では背広になります。これがだいたいのとこなんですけど、オーケストラによっても多少変わってきます。BBCシンフォニーは夜の音楽会でも背広、そして黒のシャツです。OAEも同じですね。そういえばプロムスの初夜では白の背広でしたね。変わったところでは、ロイヤル・オペラのサロメ、オーケストラの人は白と黒のジャケットを交互に着てました。これも演出の一部なんでしょうか。女性の方は、黒のドレスで、でも男性と違って形はそんなに決まっていません。パンツの人もいればスカートの人もいます。

それよりも問題にしたいのは指揮者! 正装は燕尾服ですから燕尾服がいいと思うんですけど。まあほとんどの方が燕尾服を着るんですが(女性指揮者の場合は燕尾服に似たデザインの黒のジャケットとかかな)、結構おしゃれなジャケットを羽織る方もいらっしゃいます。ユロフスキさんは学生服っぽいデザインの黒のジャケット。3つ釦をしっかり全部留めてます。ネゼ=セガンさんは、黒の背広のようなジャケットに、下は襟のない黒のTシャツみたいなシャツ。ヴァンスカさんも釦する系の黒のジャケット。ヘルビヒさんは黒のシャツ。って以上の指揮者、みんなロンドン・フィルを振ってる人じゃない。ロンドン・フィルの指揮者っておしゃれ度高め?

リサイタルや独唱者、独奏者さんは自由度高め。特に女の人のドレスは色彩豊か。艶やかな色のドレスも多いけど、基本的には単色系かな。一番すごかったのはサラ(・チャンさん)の金のしゃちほこドレスかな。ステージの上の人たちの衣装を観察するのも楽しいですよ〜〜。
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by zerbinetta | 2010-07-23 08:02 | 随想 | Comments(0)

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