アマチュア・オーケストラの音楽会で3つの気づいたこと(ゆるやかな提案)   

アマチュアのオーケストラの音楽会に通い始めて気がついたことがあります。それはプロのオーケストラでは気がつかなかったので、きっとアマチュアだからなんだと思います。音楽とはあまり関係ないことなんですが、ちょっと気になったし、気をつければすぐに良くなること(とわたしは思う)なので、ちょっと書いてみますね。上から目線っぽくてごめんなさい。こんな風に思ってる人もいるんだ、と考えてくれれば幸いです。

まずは、指揮台に置かれた譜面。1曲目は開いてることが多いのだけど、2曲目以降、休憩のあとの1曲目までもが閉じてることが多いんです。指揮者がペイジを開く。プロのオーケストラの場合(実は、東京のオーケストラは遠くからしか観ていないのでちょっと心もとないのだけど、ロンドンのオーケストラは)、楽譜係の人が、オーケストラが揃う前に(休憩後のは休憩後)全ての譜面を開けて準備します。わたし、その方がいいと思うんです。その方がスマートだし。細かなことだけど。

2番目は、ステージから聞こえてくる音楽以外の音。プロでは気になったことがほとんどなかったので、これもきっとアマチュアだからかな。弾く前に、弦を引っかけちゃうのは技術的なことなのでしょうがないけど、管楽器の唾抜きの音とか、ミュートを置く音とか、楽器をいじる音とか。そんなのが演奏中、静かなとこで聞こえてくるのは、お客さんが不必要にごそごそするのと同じで興ざめですよね。

最後は、具体的じゃないんですけど、弾き方とか。やっぱり、音楽を楽しんで弾いて欲しいんですね。楽譜が目に刺さるほどじいっと見つめて弾くんではなく、指揮者を見たりコンサートマスターを見たり、まわりとアイコンタクトをしながら、全身で(多少お行儀が悪くなってもいいから)アンサンブルしたら見ていて気持ちがいいと思うんです。これはもう、一流のプロのオーケストラの弾き方を真似して、形から入るのもいいのではと。なんか最近の研究で、音を聴かせるよりも音を消して演奏する映像を見せた方が、オーケストラの上手い下手が当たるというのがあるんだそうで(出典は忘れてしまいました。確かイギリスの新聞)、見た目も大事って思うんですよ。演奏後の拍手の受け方とか、やっぱりかっこつけて欲しいしね。奏者の皆さんが後ろの人まで満足した顔でいるのを見るとこっちまで良かったねって思えちゃうもの。ぜひ、プロのオーケストラの音楽会に足を運んだり、テレビやネットで観たりして、音だけじゃなく見せ方も研究してみて欲しいです。もちろん、音楽の(演奏)の中からそういう仕草が自然に生まれてくるのがゴールなんですが。

あと、蛇足ながら、音合わせのオーボエ、しっかり練習すると、おおっと思わせるかもよ。

以上、些細な気づきでした。上から目線でごめんなさい。
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by zerbinetta | 2014-03-21 16:41 | 随想 | Comments(2)

Commented by ありこ at 2014-03-22 15:06 x
私もつい先日、学生オケの演奏会を聴きに行って、似たような事を感じました。
3階席の左端っこ(しかも席がなくて階段)で聴いたので、聴くというより、見るという感じでしたが、賛助のヴァイオリン弾きさんと、その前の学生さんの弾き方が対照的で、途中からその違いを見つめていました(苦笑)

賛助の方は演奏も多分ものすごくお上手なんだと思いますが、フレーズ感が弾き方から伝わってくるんですよね。その方の音はオケに溶けていてわからないのですけど、決して大げさなわけではないそのボウイングとかフィンガリングの中の、呼吸やフレージングが、視覚的にびしびし伝わってきました。
かたや、その前のプルトで弾いていらした学生さん、多分弾きこなすのでいっぱいいっぱいなのだと思いますが、仰る通り楽譜ガン見(笑)でガシガシと修行のように弾いてらっしゃいました(笑)
それを見て、私も常々心がけていますが息をつける部分では、指揮や、他の楽器の入りなんかを目や気持ちで追うようにしたいな~と思いました。

いやはや、勉強になります!
Commented by zerbinetta at 2015-05-06 15:11
ありこさん、
音楽会って観てると面白いですよね〜。わたしは音楽会は、聴くだけじゃなくて観るもの、全身で音楽を感じるものだと思います。
奏者も演奏の仕方を観ているだけで、その人の上手さまで分かっちゃいますよね。確かイギリスでの実験で、音を抜きにして映像だけでオーケストラの上手い下手が分かるという結果が出ていました。
アマチュアのオーケストラの人には、最低限音楽を楽しんで弾いて欲しいし、その上で余裕が出て周りを見れるようになったらステキですね。

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