理想に向かってワクワクしよう フィルハーモニア・エテルナ夏季演奏会2015   

2015年6月6日 @ティアラこうとう

ベートーヴェン:交響曲第7番
シベリウス:交響詩「エン・サガ」、交響詩「レンミンカイネンの帰郷」

飯田隆/フィルハーモニア・エテルナ


わたしの好きなタイプ、コンセプトのはっきりしているアマチュア・オーケストラです。20年目のオーケストラ。聴くのは初めて。オーケストラの名前は永遠の音楽家たちという意味だそう。「アマチュア最高の音楽を創造することを通じて、聴衆と団員双方に最高のステージ提供することを目標とし(オーケストラのウェブサイトから)」ているとのこと。そのために、いろいろ意識的にプログラムを組んでいるみたいです。どんな音楽が聴けるのか楽しみでしょう。今日の指揮者は、飯田さん。エテルナには創立のときから関わってきたとのこと(トレーナー?)ですが、このオーケストラを指揮するのは今日が初めてだそうです。

始まりからずどーーんとベートーヴェンの交響曲第7番。オーケストラの基礎体力を付けるのにふさわしい曲ですね。お手並み拝見。いや拝聴。
最初のトゥッティがばっと出て、音楽が始まってすぐ、ちょっとした違和感。指揮者のテンポとオーケストラのテンポにほんのちょっぴりのずれが感じられたんです。もしかして、練習でやって来たときと違うテンポで始まっちゃった?そんな感じの。もちろんそれはすぐに修正されたんだけど、飯田さん少し緊張していたのでしょうか。この曲を聴くとオーケストラの力が手に取るように分かっちゃいますね。上手いんだけどまだまだ伸びる。せっかく高い理想を掲げているので、トップレヴェルのアマチュア・オーケストラとして君臨する日を期待してます。

後半はシベリウス。今年生誕150年でしたっけ?交響詩がふたつ。レンミンカイネンは組曲全部やればいいのにと思ったり。シベリウスの音楽は、日本人に合うのか、とてもよく演奏されるし(シベリウスの音楽がこんなに演奏されるのは、多分、本国の他ではイギリスと日本くらいじゃないでしょうか)、演奏する方も感性が合うので演奏しやすい、いいえ技術的に難しいところもあるから、と言うより雰囲気を作りやすいんじゃないでしょうか。アマチュア・オーケストラのヴィブラート控え目の弦楽器は、透明な響きになるので自然とシベリウスな感じになるし。というわけで、雰囲気のあるとてもステキな演奏でした。金管楽器、特にトロンボーンも良かったし。

これで終わるはずないよね。アンコールにはきっとあの曲だわ、と思っていたら、大当たり、アンコールには「フィンランディア」が演奏されました。中間部はわりとあっさり系でした。でも、今日はシベリウスだったわ〜〜。


♪♪
フィルハーモニア・エテルナの次の演奏会は、創立20周年記念演奏会が11月7日、ミューザ川崎です。なんとヴァイオリン独奏にレーピンさん!レーピンさんでショスティ1番です。
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by zerbinetta | 2015-06-06 00:56 | アマチュア | Comments(0)

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