2012年 05月 21日 ( 1 )   

10年後のスター!アナベルちゃん 「王妃の舞踏会」「ラ・シルフィード」   

21.05.2012 @royal opera house

ballo della regina

verdi (music)
george balanchine (choreography)

marianela nuñez, nehemiah kish
beatriz stix-brunell, yuhui choe, emma maguire, samantha raine

la sylphide

herman løvenskiold (music)
august bournonville / johan kobborg (choreography)

alina cojocaru (the sylph), steven mcrae (james)
kristen mcnally (madge), emma maguire (effie), valentino zucchetti (gurn), etc.

daniel capps / oroh


みんなが、コジョカルさん最高!マクレーさんステキーー!!うんにゃマクナリーさんの演技抜群!、ここは若いマグワイアさんとズチェッティさんでしょう、とか言っても、それにはもう思いっきり賛同するけど、わたしの主役は、アナベル・ピカーリングちゃん!!!!かわいすぎっ!わたしの娘にしたいっ!並み居るダンサーを差し置いて、目を奪うかわいらしい存在感。凄いです。アナベルちゃんは、ググってみるともう、大人のバレエのステージで(もちろん子役として)踊っているのね。スターの予感のする10歳。もちろん、バレエの道は厳しいし、子供の変化は大きいから、どうなるかは神のみぞ知るんだけど、絶対スターになって欲しい。きっと、スターになる!だって、なんだかもうちゃんとオーラ持ってるんだもの。恐るべき子供。
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今日はいよいよこの間リハーサルを観た、ダブル・ビルの初日です。リハーサルのときと同じキャスト。

前半の「王妃の舞踏会」はヴェルディの音楽(ドン・カルロから)に付けた短い演目。オペラの中からカットされた場面で、物語はないものの(オペラのにはあったみたいです)、華やかな楽しそうな観ていて嬉しくなる力に溢れたバレエです。ステップがかわいらしい。そういえば、昨シーズン初めて観たとき、ジャンプからトゥで着地でびっくりしましたっけ。そのときもネラ(マリアネラさんの愛称)が踊っていました。明るくて華やかな踊りは彼女の一番の長所。ステキでないわけがありません。なんかほんと嬉しそうに軽やかに踊ってる。そして、男性と出会ったとき、ふっと軟らかな表情を見せるなど、彼女なりの物語を作って踊っている感じ。
一方のキッシュさんは、ネラと組むことが多くて、このおふたりのペアわたしは大好きなんです。キッシュさんはまだ若くて、未熟なところもあるんだけど、ネラが上手くサポートしてる感じもするし、背の高いネラとペアを組めるキッシュさんの加入(キッシュさんは去年のシーズンにロイヤル・バレエにプリンシパルとして入団しました)は、ネラにとってもロイヤル・バレエにとってもすごく良かったんじゃないかと思います。おふたりのバランスが観ていてちょうどいいんです。それに素のキッシュさんハンサムだし♡
4人のソロの中ではユフィさんが良かったです。隣に座ってた人はファンなのかしら、思いっきり拍手を送ってました。

ネラ
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後半の「ラ・シルフィード」は、わたしはあまり好きになれない作品かな。ちょっと物語が。主人公のジェームズは婚約者のエフィーがいるのに、妖精に夢中になっちゃって、でも、彼女のことを好きなグルンには偉そうに酷く振る舞うし、家に入ってくる怪しげな占い師は有無を言わさず追い出そうとする。かなり嫌なヤツ。でも、かっこいい人が踊っちゃうし、主人公なんですよね。マクレーさんのジェームズは、だから嫌なヤツなんだけど、マクレーさんだからときめいちゃうし。エフィーもそんな感じ?
でもグルンのズチェッティさんも格好良かったぞ。でも、踊りはマクレーさんが圧倒的に切れてる(マクレーさんはプリンシパルでズチェッティさんはまだファースト・アーティストだから当たり前だけど)。グルンがエフィーに踊りを見せたあと、これ見よがしにジェームズが踊って、それを見てグルンががっくりするところ、まさにその通りというか、あんなの見せられたら完敗って思うよね。それにしてもジェームズやなヤツだ。

マクナリーさんのマッジ(占い師)は、さすがいい味でした。わたし、マクナリーさんと今日は出てなかったけどガートサイドさんが、いつかプリンシパル・キャラクター・アーティストになってロイヤル・バレエを引っ張っていくんじゃないかって思ってるんです。ロイヤル・バレエのプリンシパルの方々凄いけど、バレエ団の特徴は演劇性にあるので、キャラクター・アーティストが舞台をきりりと締めるスパイスだと思うんです。それはもうロイヤルの宝。

コジョカルさんは儚げなカゲロウのような妖精。ふわりと軽くて、透明。手を触れようとすると空気のようにさあっと逃げる。そんな、憧れに似た虚ろな感じ。やっぱり上手いなぁコジョカルさん。でも、この妖精も、無垢すぎるのか意地悪なのか、物語的にはちょっとよく分からないのですね。婚約している男に手を出しちゃってって、人間の倫理ではなく妖精の理で考えなきゃいけないんでしょうけど。でも、主役の男女が触れ合うことのない恋物語の舞台は新鮮でした。ふたりで踊っていても実質的にはソロですし。これは大変そう。

このバレエって、3大白いバレエなんですね(あとのふたつはジゼルと白鳥の湖)。そして、ポワントを使った表現で妖精の浮遊感を出して評判をとったそうです。確かに!物語的にはあれだけど、ずいぶん楽しんでたりして。でも、この公演のチケット何故かたくさん持ってるのよね。飽きちゃうかなぁ〜。

白いバレエ
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3人の妖精 ベアトリスさんとクレアさん、ヤスミンさん影になってごめんなさ〜い
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ホワイトヘッドさん、アナベルちゃん、ヘイグリさん、モスレーさん
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マグワイアさんとズチェッティさん
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マグワイアさんコジョカルさんとマクレーさん、ズチェッティさん
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by zerbinetta | 2012-05-21 21:30 | バレエ | Comments(0)