人気ブログランキング | 話題のタグを見る

世界に羽ばたけ日本のオーケストラ その2 ウェブ・サイト   

今では調べものといえばネットですよね。わたしも毎日ググってます。オーケストラについても同じ。まずはググってみてます。で、それぞれのウェブ・サイトに飛んで調べもの。これもそうやって書いてます。

もちろん、外国のオーケストラを調べるときもググります。最近はオーケストラのウェブ・サイトも気合い入ってますしね。オーケストラのサイトの最高峰のひとつは、オーケストラの雄、ベルリン・フィルだと思うけど、これからは、オーケストラ紹介サイトという顔だけではなく、演奏もマルチメディア対応していくのではないでしょうか。
ただ、いかんせんわたしは語学力不足の日本人、外国語のサイトはちょっと読めないんです。だから、できたら英語(善し悪しは別にして今は英語が世界公用語の役割を果たしてますよね)のサイトが欲しい、と思うんですよ。

じゃあ、反対に外国の方が日本のオーケストラについて知りたいときはどうでしょう。やっぱりウェブを検索して、見ると思うんだけど、難しい日本語が読める外国人ってあんまりいないから、世界に羽ばたけ日本のオーケストラ、キャンペーン(いつのまにやら?)をしているわたしとしては、やっぱり、日本のオーケストラのサイトにも英語のペイジは欲しいところ。というわけで調べてみました。またまた昨日と同じ10のオーケストラ(もちょっと足せよという批判はなしにしてね、お願い)。

10のオーケストラのうち、英語のペイジがなかったのは、なんと予想外に、オーケストラ・アンサンブル金沢でした。楽団員が最も国際的だったのになんだか、残念です。この夏、ヨーロッパ・ツアーも成功させたみたいなのに。ぜひぜひ、英語の立派なサイトを作って欲しいです。

残りの9個のオーケストラには英語のペイジがありました。オーケストラや指揮者の紹介、音楽会情報などが主ですが、その中でがんばってるなと思ったのは、東京交響楽団と東京都交響楽団です。レヴュウなんかもちゃんと英語のペイジがあっていい感じ。
他のオーケストラには、がんばってくださいと言っておきます。日本語のペイジにちょっと英訳して付け足した感があって、英語でもしっかり自立したペイジ作りがなされていません。大変なのは分かるけど、もちょっと世界に目を向けても良いのではないでしょうか。N響とかいくつかのオーケストラは海外公演もしてることだし、日本人の音楽ファンも海外のオーケストラに目を向けるように、外国の音楽ファンにも日本のオーケストラに目を向けるのが普通の時代になって欲しいから、めんどくさがらずに宣伝して欲しいのです。

そしてそのために、大事なのは積極的に音を発信することです。だって、字を読んだだけじゃあオーケストラを分かったとは言えないもの。やっぱり音がなきゃ。自主CDを作れとまでは言わないけど、今はインターネットで高音質で音を発信できる時代だから(ダイジェスト的な宣伝だったら youtube でも)、さらっと音を発信して欲しいです(すいません、わたし素人なのでそれが技術的に、経済的にどれくらい大変かは分かっていません)。課金してもいいと思います。

でも、ところがお金が絡む、そこに大問題が! 日本のオーケストラのサイトの最大の悪弊です。
それは次回に続きます。

by zerbinetta | 2011-09-06 09:30 | 随想

<< BBCラジオ3新しい世代の音楽... 世界に羽ばたけ日本のオーケスト... >>